機械式時計には手巻き式と自動巻き式がある

機械式時計は巻かれたゼンマイがほどける力で動作する時計です。機械式時計には手巻き式と自動巻き式の2種類があります。手巻き式は、リュウズの部分をつまんで回すことでゼンマイを巻くタイプです。自動巻き式は腕に装着していると、腕の動きで自動的にゼンマイが巻かれていく仕組みになっています。ただし、一般的な自動巻き式であっても手巻きは可能です。機械式時計はゼンマイを巻かずに放っておくと、数日間で止まることも珍しくありません。手巻き式だと一日に一度は巻き、自動巻き式だとなるべく毎日装着するようにしましょう。

機械式時計は精密な機械なので、長い間使っていきたいなら定期的なオーバーホールが必要です。目安としては3年に一度の割合には、販売代理店や時計専門の修理店に出してメンテナンスをしてもらいましょう。

自動巻き式は完全防水目的で作られた

自動巻き式はもともと防水機能を充実させるために作られた時計なので、優れた防水性能を持つものが多いです。どうして自動巻きが防水機能を果たすのかというと、巻き方に理由があります。昔、水中に浸しても動き続ける手巻き式の時計が作られました。しかし、手巻き式の場合はケースについているリュウズを引っ張り出してゼンマイを巻きます。そのとき、ケースとリュウズの間にできた隙間から水が内部へと流れ込み、時計をダメにしてしまうことがありました。 そこで、手巻きでなくてもゼンマイが巻けるように自動巻き式の時計が生み出されました。リュウズとケースの隙間がなくなることで、完全防水を実現したのです。現在のダイバーズウォッチもほとんど自動巻き式が採用されています。